株式会社FORTUNEのWebサイト
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株式会社FORTUNEのWebサイト
2023年11月末にFORTUNE事件が発生してから早いもので1年以上が経過しているが、株式会社FORTUNEのWebサイトはまだ稼働している。
Webページ数がわずか5ページしかない、子供だましのWebサイトではあるが、「このWebサイトは誰が作成し、どこのWebサービス事業者で稼働させているのか?」は気になるところではある。
Webサービス事業者は米国Wix.com
このWebサイトへアクセスし、経路をトレースしてみると、このWebサイトは、米国のWix.comで稼働していることが分かる。fortune-jw.com は、IPアドレスが 185.230.63.107 の wixsite.com というサーバで稼働している。意図的に米国のサービスに加入したわけではなく、日本の Wix.comに加入したら、Webサイトそのものは米国のサーバに置かれているということだろう。
Webページのソースコードを確認
このWebサイトのソースコードを確認すると、やはり、Wix.comが提供しているホームページ作成用のツールを使用して作成していることが確認できる。Wix.com Website Builderというツールであることがわかる。parastorage.com は Wix.com で稼働しているストレージサービスである。
Wix.com Website Builderというツールは、画像をテンプレートに当てはめていくだけでWebサイトが構築できるという初心者にもやさしいWebサイト開発ツールである。
極めて酷似しているWebサイト – 株式会社 With Watch のWebサイト
このFORTUNEのWebサイトと極めて酷似しているWebサイトがあり、それは株式会社 With Watch のWebサイトである。このWebサイトもページ数はわずか数枚で構成されている。
株式会社With WatchのWebサイトはこちらから確認できます
ソースコードを確認してみると、このサイトもWix.com Website Builder で作成されていることが確認できる。
FORTUNE事件直後の調査で、withwatch.net もwix.com上でURLが提供されていたことが確認できている。
まったく同じ画像が二つのサイトに掲載されている
実は、この2つのWebサイトでまったく同じ腕時計の画像が掲載されていることが確認できる。ここまで合致しているのは偶然とは思えない。
株式会社FORTUNEのWebサイト
株式会社With WatchのWebサイト
株式会社FORTUNEのWebサイトの作成者はおそらく坂梨兼太
フォーチュン詐欺事件被害者プロジェクトチームではこの2つのサイトの事実はだいぶ前から認識していた。伊藤誠の側近であり、右腕とも言われる坂梨兼太は、2018-2019年G.GATE事件の共謀者であり、G.GATEのWebサイトを開発してことでも知られている。
株式会社FORTUNEのWebサイトの作成者は坂梨兼太と考えてほぼ間違いないだろう。坂梨兼太もやはり 2022-2023年FORTUNE事件にWebサイト作成という形で関与していたのである。
坂梨兼太は With Watch事件のあと、今はいったいどうしているのか?ご存じの方は情報提供をお願い致します。