FORTUNE 事件の被害者の回想録 2 (④3回目の海外渡航・香港編)
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FORTUNE 事件の被害者の回想録 2 (④3回目の海外渡航・香港編)
「面接編」、「初渡航編」、「2回目の海外渡航&現金融資編」の続編です。1回目、2回目の海外渡航はタイのバンコクでの金の買付でしたが、3回目は香港に渡航し、クレジットカードで時計を買い付けしております。香港の時計店は、やはり Swiss Watches とPrinceでした。
★AIによる音声読み上げ版(4分39秒)
FORTUNE 事件の被害者の回想録 2 (3回目の海外渡航(香港))
私は、中野正人(伊藤誠)と何度か面会し会話をしているうちに、フォーチュンという会社を動かしているのは、
社長の小田麻乃氏ではなく、中野正人(伊藤誠)だと確信しました。
もちろん、私は、あくまでもアルバイトなので、社長の小田麻乃氏と面識が無いのは当然のことと考えていました。
宮澤源二との面接の際に、フォーチュンには社員も居ると聞いていましたが、具体的にバイヤーに指示をだしているのは、
全て、中野正人(伊藤誠)であった為、中野正人(伊藤誠)は、フォーチュンの幹部の人間と考えて間違いないと理解していました。
2回目の海外渡航のあと、次の買付の日程について、中野正人(伊藤誠)とLINEでやり取りをしていました。
中野正人(伊藤誠)によると、最近、香港では新型コロナウイルスの規制がだいぶ緩和されてきていて、
日本からは、PCR検査なしに香港まで渡航が出来るとのことでした。
日本への帰国時の際も、香港での入国の際にPCR検査をして、そのときの証明書を日本に持ち帰れば、日本に入国できると聞きました。
中野正人(伊藤誠)から、香港の方が、時計の在庫が豊富であるため、香港にも買付に行って欲しいと言われました。
タイよりも香港の方が日本と近いため、私は、渡航時間が短い方がメリットがあると感じ、香港に行く事を決めました。
私は、2023年3月15日に、3回目の買付のための海外渡航として香港に行きました。
香港までの航空券やホテルは、中野正人(伊藤誠)が準備し、PDFでバウチャーが共有されました。
香港国際空港に到着後、他のバイヤーと香港国際空港で待ち合わせをし、空港から香港市内に連れて行ってもらい、
予約されていたホテルへチェックインしました。
ホテルは香港の中心街の尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にあるホリディイン ゴールデンマイルというホテルでした。
その後、ケリーというアジア人の女性が合流しました。
ケリーという女性は香港人で香港在住であり、広東語が話せる為、香港での通訳やバイヤーのサポート、時計店での交渉等を担当しているとの事でした。
ケリーの本名は、海老根リリーであり、中野ブロードウェイG.GATE事件でも共謀者であったことは、FORTUNE事件後に知りました。
私たちは、ケリーに連れて行かれ、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にあるスイスウォッチという時計店で時計の買付を行いました。
スイスウオッチは、かなり間口が狭く、小さなお店でした。ロレックスの時計ばかりが店頭のショーケースに並べてられていました。
スイスウオッチの近隣にも同じ様な時計屋が沢山並んでおり、香港は時計の買付にはベストな場所だと感じました。
スイスウオッチでは、バイヤーがクレジットカードで時計を購入し、一旦、ケリーが預かり、後ほど中野正人(伊藤誠)にまとめて渡すことになると聞きました。
その後、私はケリーに連れられて、香港島のCauseway Bay のプリンスという時計店へ行き、ここでもクレジットカードで時計を購入しました。
他のバイヤーは、買い付けに慣れていて、自分達だけで指示された時計店で時計を購入しており、休暇も兼ねて少し滞在を延長しているとのことでした。私は、他のバイヤーとタクシーで約20分ほどの海鮮料理のお店に行きました。
その後、中野正人(伊藤誠)が合流し、一緒に食事をしました。
伊勢海老や鮑、ホタテなどの食材をその場で調理してくれる有名なお店だとのことでした。
中野正人(伊藤誠)は自分自身で持参している醤油とわさびをテーブルに置いて、複数のバイヤーに振る舞っていました。
その後、私は、タクシーでホテルへ戻り、翌日の便で帰国した。
報酬については、帰国後に中野正人(伊藤誠)とスケジュールを調整して、喫茶店などで受け取ることになりました。
以上
Ho Mun Seafood Restaurant
食事をした海鮮料理のお店
Holiday Inn Golden Mile Hong Kong
香港での宿泊先のホテル
