【速報】フォーチュン事件
2023年11月27日に渋谷区代々木の株式会社フォーチュンで発生した、伊藤誠によるロレックスの買い付けによる詐欺の概要を説明します。
伊藤誠の詐欺スキームは、海外で個人のクレジットカードでロレックスを買い付けてくれるバイヤーから、ロレックスを受け取るものの、その後、約束していたクレジットカードの決済代金や報酬は支払われず連絡が途絶えて、音信不通・行方不明になるというものです。
表面上はクレジットカードを使った「取り込み詐欺」なのですが、フォーチュン事件の伊藤誠のスキームの特徴は、日本の警察の介入を防ぐために必ず、海外で事件を起こし、クレジットカード決済させてロレックスを受け取って逃げるだけではなく、香港の時計店と共謀して「現金」をキックバックさせて逃げている点です。
通常のクレジットカード利用の形態はこちらです。
伊藤誠は、バイヤーに以下の売買スキームを約束して、無償の海外渡航と報酬を支払います。バイヤーは毎月、香港やシンガポールに渡航して、ロレックスの買い付けやカジノでの現金化を行います。数か月から1年近く、クレジットカード決済日までに約束された金額が支払われておりました。
しかし、2023年11月27日前後に、突然、伊藤誠が音信不通・行方不明になりました。2023年11月27日は楽天カードやPayPayカードなどの決済日でしたが、伊藤誠や成澤一仁からの決済に必要な資金の振り込みがなく、多くのバイヤーが決済に失敗しました。成澤一仁は伊藤誠の失踪後、数名のバイヤーに支払いが遅れる旨の電話をしておりましたが、成澤一仁も12月初旬にやはり音信不通・行方不明になりました。約60人前後のバイヤーは、クレジットカードに多額の負債を抱えることになりました。
香港のGALAXYという時計店では、伊藤誠の指示で、ほとんどのバイヤーがクレジットカードで多額の決済を行いましたが、ロレックスの買い付けに使われることはなく、GALAXYの店主から伊藤誠にキャッシュバックされていたことが分かっております。GALAXYの姉妹店のスイスウオッチでもやはり同じスキームで伊藤誠に決済資金が流れておりました。
スイスウオッチとGALAXYで行われていた詐欺スキームは以下の通りです。バイヤーが決済したクレジットカードの決済代金は腕時計の購入に使われることはなく、ファンドとしてプールされて伊藤誠へキックバックされていました。
現在、たくさんの被害者が、多額のクレジットカードの負債を抱えて苦しんでおります。伊藤誠は2006年のタイ事件から一度も立件されることがなく、多数のバイヤーを自己破産や個人再生に追い込んでおります。極めて狡猾な知能犯です。皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
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