2006年から2007年にかけてタイで詐欺事件を起こし、そこからインターポールでの指名手配につながっていることがわかります。2007年にはマカオでも大きな事件を起こしております。
タイ事件(2006年7月末から2007年4月5日)
タイ警察のレポート
事件番号 380/2550 2007年8月8日
伊藤誠は2006年「タイに行き、クレジットカードで立て替え払いし、
ブランド品を買うだけ」「旅行気分で稼げる」などと新聞の折り込み広告でアルバイトを募集。
応募した複数の日本人を連れてタイに旅行し、現地で買わせた高級時計を受け取ったが、
立て替え代金など約6,000万円を払わず、だまし取った疑いが持たれている。アルバイトの募集は伊藤誠が経営していた FLASY COLORS という会社名義だった。
2009年にインターポールから国際指名手配
CONTROL No: A-3094/9-2009
FILE No : 2009/26030
REQUESTING COUNTRY : THAILAND
DATE OF PABULICATION : 08 September 2009
インタポールのサイトにはすでに伊藤誠の記録は削除されている。時効が成立したからだと思われる。日本の警察からの立件・起訴がなかったことが逃げ切れた主因であることは間違いない。
新聞記事の警告も虚しく、警察の立件なく被害拡大
産経新聞、共同通信、千葉日報は伊藤誠の野放しを警告していたが、警視庁の立件はなく放置され、以後、G.GATE,フォーチュンと悲劇的な詐欺被害が発生
産経新聞(2009年11月22日)
共同通信(2009年11月21日)
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条約なく詐欺容疑者「野放し」 タイ警察、国際手配したが
日本で2006年、ブランド品をタイで買い付けるアルバイトを募り、渡航した人にブランド品の立て替え代金や報酬を支払わなかったとして、タイ警察は21日までに詐欺の疑いで、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて日本人の男性を国際手配した。
ところが、日本とタイは犯罪人引渡条約を締結していないため、日本の警察は男性が国内にいたとしても拘束できず、被害を訴える人たちは「なぜ野放しなのか理解できない」と憤っている。
タイ警察に被害を届けた人やその弁護士によると、男性は06年「タイに行き、クレジットカードで立て替え払いし、ブランド品を買うだけ」「旅行気分で稼げる」などと新聞の折り込み広告でアルバイトを募集。応募した複数の日本人を連れてタイに旅行し、現地で買わせた高級時計を受け取ったが、立て替え代金など約6千万円を払わず、だまし取った疑いが持たれている。
タイ警察は男性の逮捕状を取り、今年9月に国際手配。ICPOはインターネット上で「WANTED」として、男性の写真と氏名を掲示している。タイ警察は日本の警察とも情報交換しているという。 2009/11/21 18:06 【共同通信】
千葉日報(2009年11月22日)